2019/09/21

git clean を使って untracked なファイルを削除する

Mercurial には hg purge というコマンドがあって、 hg で control していないファイルを一括削除できます。
具体的には add してないファイルとか、.c から作った .o とか、間違って作った Rails の migration とか。
それを Git でもできないかなー、と調べたメモ。


環境

  • OS: macOS Mojave 10.14.6
  • Git: 2.23.0


git clean

hg purge のようなコマンドは Git にも default でも存在していて、git clean だそうです。

untracked なファイルを消す際は
  • $ git clean -fd
とかすると add してないファイルが消えます。

あとは、すぐに消すのではなく、消す対象が何かを教えてくれる -n (--dry-run) option が便利です。
  • $ git clean -fdn
で削除対象一覧を出してくれます。ちなみに
  • git clean -f -d -n
と書いても良いみたいです。

他には 
  • -X option: .gitignore で指定されたファイルのみを消す
    • .o とかが消えてくれる。
    • あと untracked なファイルは消えない
    • 新規にファイルを作った上で rebuild したい時に便利だよ、とのこと
  • -x option: .gitignore で指定されたファイルも削除対象 + untracked のファイルも削除対象
    • かなり危険なので事前に dry-run を付けた方が良いです
    • git clean -fdx とかすると clone 直後くらい綺麗な状態になります
とかですかね。
さらに詳細を知りたい場合は man git-clean を読んで頂ければ。


参考

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