2016/05/22

akatsuki 読み会をした

2016/05/15(Sun) に akatsuki 読み会を開催しました。

akatsuki とは私の所属する琉球大学情報工学科で運用しているユーザ用 Web コンソールです。
IP/VMの申請や作成といった学科のシステム運用に必要な様々な機能が入っている Rails Application です。
2015/09 辺りに学科サーバの更新があり、それに伴い学科新システムの一部として開発しました。
学科のユーザ向けの説明会の資料はこちら
特定の人々向けなのでかなり情報を省いています。
なお、この記事を書いている段階ではソースが学科内限定公開になっています。


読み会について

読み会を行なったのは主に後輩への引き継ぎのためです。
akatsuki の機能は学科向けの機能も多く、学科システムを把握しておかないとメンテナンスがつらいかなという懸念もあったので、各機能の実装箇所の概観を把握のために読み会を開催しました。
システム管理するメンバー向け資料はこちら。さらに情報が省かれています。


この記事について

読み会の補足用です。やっぱり特定の人用になっています。
実は akatsuki で使っているノウハウを切り出してこのブログにまとめていて、


勝手にFAQ

  • どうして名前が akatsuki なの?
    • システム管理チームのメンバーのイニシャルをまとめると作れたから。
    • 名付けの時にいた人達の趣味であるという説もある。一人前のレディ的な。
  • デザインは?
    • ちゃんと bootstrap 当ててるじゃないですか。
    • それはさておきデザイン担当の人がいたのでその人が当ててくれるかも。
  • LocalRecord ってなに? Localしか無くない?
    • 元は外向けのDNSも akatsuki で管理しようかという考えもあったので
    • GlobalRecord とか SakuraRecord とか作るつもりだった名残です。
  • さくらクラウドの管理は?
    • fog-sakuracloud とかあるのでその辺でどうにかなるかも

まとめ

ということで特定の人達向けの資料を充実させるための記事でした。

2016/05/04

Agda 2.5.1 でライブラリのパスを設定する

Agda のバージョンを上げたらライブラリのパスの指定方法が変わったらしいので再設定したログ。


環境

  • Mac OSX Yosemite 10.10.5
  • GHC 7.10.3
  • cabal-install 1.22.9.0
  • Agda 2.5.1
  • agda-stdlib 0.12.0 (84ad2bf993e8256e8989f5466c0db0817473b2d6)


設定方法

前までは init.el 辺りで agda2-include-dirs に library の path を list で設定する方法だったのですが、 2.5.1 からは agda2-program-args に入れるか library mamangement を使えとのこと

library management は特定のフォーマットでライブラリのパスや依存が書けるものらしいですが、使ってるライブラリもそんなに無いので agda2-program-args を指定する方法でやってみます。
-iDIR か -lLIB 辺りのフォーマットにして設定しろとのことです。

私は使うライブラリを ~/Library/Agda2 の下に symlink を貼る形にしてるので、 ~/Library/Agda2/* を展開してフルパスにして -i を付けて設定してます。

具体的にはこんな感じ。
(setq agda2-program-args (mapcar (lambda (path) (concat "-i" (expand-file-name path))) (file-expand-wildcards "~/library/Agda2/*")))
ちなみに前まではこんな感じ。
(setq agda2-include-dirs (mapcar (lambda (path) (expand-file-name path)) (file-expand-wildcards "~/Library/Agda2/*")))
(add-to-list 'agda2-include-dirs ".")
設定したら無事動いてめでたしめでたし。


参考