2013/09/10

Teem Geek を読んだ

Teem Geek を読みました。xHago とかで評判が良かったので読みました。

というか読み切ってました。実を言うと数週間前くらいに読み終えて、感想を今書こうかとしてるところです。
割と記憶が薄れ気味なのでパラパラ捲ったり目次を読みながら書くことにします。

記憶薄れてるってことは微妙だったのか感あるので、まずは憶えてることから。
印象としてはやっぱり HRT 。
  • Humility - 謙虚
  • Respect - 尊敬
  • Trust - 信頼
人と関わるんならこれを信条にしよう、みたいなもの。
確かにHRTを実践できると悪く思う人は減りそうだなー、とは思いました。
ただ、これができたら苦労しないよね、とか思ってしまうので私にはまだまだ精進が必要そう。

次に憶えてるエピソードは文化を大事にしよう、みたいな話。
ここで言う文化はコーディングスタイルとかで、オープンソースなソフトウェアに「とても良い機能だけれど文化が少し違う」ものを取り入れるかどうか、みたいな。
Teem Geek で出てきたエピソードでは、文化を優先するためにそのコードは取り入れてませんでした。そこまでするのかー、と印象に残ってます。
あとは天才の神話とか。「一人でやるには限度がある」とか「誰もが一人で籠って完璧なのを作り幻想を抱くが幻想だ」みたいな感じ。

この辺からパラパラ捲りつつ書きつつ。

全体的な印象としては オープンソースのコミュニティの失敗例と成功例、みたいな感じ。
「ギークでなくても本書のアドバイスは読む価値がある」って帯に書かれているんだけれど、やっぱり目線はギーク寄りなのかな、とか思う。
なんだろ。この文脈としての「ギーク」は「創造的なことをする」とか「複雑なことをする」とか「それ以外のことに苦痛を感じる」みたいなニュアンスかな。

ブログに感想を書いていて思ったのだけれど「そういう人達の処世術」とかみたいな意味合いっぽいな、とか。この本を一言で言うなら割とそれっぽい感。
最初の辺りに書かれているのが「チームワークについてどう思うか」で「誰も信じられない」とかだし。
この部分立ち読みして買ったのもあるのだけれど、割と冷静に見ると失礼だよなー、とか思う。いや確かにチームワークの思い出には苦いものが当然あるんだけれど。
そういう人に向けてるんだろーな、とか思いました。

ちなみにそういった内容エピソードとしては、チームワークの残念例とか、その対処とか、組織でこの先生きのこるには、とかとか書いてありました。
割とあるある事例紹介みたいなところもあるので、てっきり自分がギークなのかと思わせてしまう辺りも流石かもしれない。
そしてその事例に俺はこうしたぜ、的な。それこそ経験をまとめて本にしちゃいましたー、って流れなのかもしれない。

チームワーク面倒、とかって思ってしまったことある人向け本なのかもなー、とか思いつつ。

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